たまには自分のことを・・

教室は9年目に突入しますが
たまには私自身のことをお伝えしたいと思います。

子どもの頃から料理をすることが好き(母曰く幼稚園の頃だったそうです)
中学生の時には世の中には「フードコーディネーター」という仕事があると知りました。憧れて、その仕事に就きたい!と思いましたが、その時代はまだフードコーディネーターの資格もなく、
どうすれば、その仕事に就くのかさっぱり分かりませんでした。

結局、料理とお菓子を作るのが好きなのは、ずっと変わらずに成長しました。高校卒業の後の進路を選択するとき
母に「製菓専門学校へ行きたい」と伝えましたが
母からは「とりあえず進学して、ケーキは趣味にすればいいのでは?」と言われ、短大に進学し、あれよあれよと
流れに沿って就職しました。

ケーキ作り以外、なんの取り柄もない私なので
ろくに就職活動をしなかったので
やりがいを見いだせない仕事に就くことになりましたが
その中で、ケーキ教室に通いました(8年、出産まで通わせて頂きました)。素晴らしい先生で、作るだけでなく教える仕事もあるのだなぁと、そのとき初めて教室業に興味が湧きました。
そんな中、料理教室講師の募集を見つけ、試験を受けることに。
筆記→面接→実技(このとき、30分でレシピなく茶碗蒸しを2つ作るのがテストでした)。まぐれなのか合格しました。

その後は講師の仕事にすることになり、
好きな事で仕事をするやりがいというものを感じる事ができましたが同時に伝える事の難しさも知りました。
料理を勉強することも楽しくて、このままずっと頑張って行きたいと思っていましたが2年ほど勤めたところで、結婚し、すぐ妊娠。泣く泣く料理教室を退職しました。

出産後、やっぱり料理教室で再度働きたい!あの場所に戻りたい!もっと料理を勉強したい!という気持ちから
娘が生後半年経った頃、料理講師養成講座に1年通いました。
その間、ボランティアとして各務原市の食生活改善推進委員として活動のお手伝いをしたり独り暮らしの高齢者の方へのお弁当作りにも参加したりしました。子育てのかたわら
食生活アドバイザー2級、家庭料理技能検定2級を取得。
その後は、別のケーキ教室で数年アシスタントをさせていただきました。パン作りに関しても abcクッキングスクールでパンコースのライセンス、ジャパンベーキングスクールでも上級まで進みました。今は春日井市にあるパン教室ティロアで天然酵母のパンを教わりディプロマを取得しています。そして
吉永麻衣子先生考案の、シニアおうちパンマスターでもあります。
ちなみに蕎麦打ちにも3年ほど通い
初級→中級→上級→秘伝コースまで技術を習得しています。

そして縁あって各務原と小牧で料理教室を開き
第二子出産後、自宅で小さな料理教室を開くことになりました。
ただブログで募集をかけただけでしたが最初の月に6名の生徒さんが来てくださいました。
知り合いのいない岐阜市ではたして人が来てくださるか半信半疑でしたが
今では生徒様に恵まれ、2016年、7月、教室専用スベースに移転しました。

料理も好き、ケーキ作りも好き、パンを作る事も好き、(蕎麦打ちも好き)。そこまでやって何したいの?
何か一つに絞ったら?とアドバイスされた事もあるけど
なにせ作る事が好きなので、絞れません^^;
でも、なんとな~く幅広くってのは好きではないので
なるべく極めるように学んできたつもりです。

そんな私ですが
丸8年教室を続ける中で時々
自分が何をしたいのか いつまで教室業を続けていくのか、いけるのか
不安になったり迷ったりよく分からなくなるときがあります。

でもライフワークとして、
手作りならではの美味しさや、料理がスムーズに楽しめる料理技術を伝える事は
ずっと続けていきたいなと思っています。

料理って(ケーキ作りもパン作りも)パートナーへの愛情だったり、子どもへの愛情だったり。
作り手から食べる側への愛情が込めれる表現のひとつだと思うので
ただの自己満足かもしれないけど、そんなお手伝いが私にできたらいいな。
そう思って教室を続けています。

私なりに学んできた事を、経験してきた事を落とし込んだ、オリジナルのレシピをこれからもずっとお伝えしていきたいと思っています(^^)♪

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